ソルト処理
中性塩(塩化バリウム、塩化ナトリウム、塩化カリウムなどの混合塩)を約800℃まで加熱して溶融し、その中に鋼を入れ加熱します。
処理する鋼種はSC材(S45C等)、SK、SKS、構造用合金鋼などを使用しています。
処理する鋼種はSC材(S45C等)、SK、SKS、構造用合金鋼などを使用しています。
液体で加熱するため均熱に優れ、短時間の加熱で済み冷却剤を選択できるため歪みの少ない処理が可能です。温度によってソルトの成分が異なります。
ソルトバスの一連設備
焼き入れ加熱用、焼き戻し用のソルトバスです。
真空処理
2室加圧式真空炉(1)
規格:600W×600H×900L(400kg/グロス)
大容量のファンと熱交換機や加圧冷却により、大きな処理品や高速度鋼の処理ができます。
大容量の冷却システムを備え温度分布が優れるため、高速度鋼・ダイス鋼・ステンレス鋼・空冷鋼の処理に適します。
2室加圧式真空炉(2)
規格:600W×600H×900L(400kg/グロス)
4面ヒーターの採用により温度分布に優れ、冷却ファンも大きく素早く冷却します。
大容量の冷却システムを備え温度分布が優れるため、高速度鋼・ダイス鋼・ステンレス鋼・空冷鋼の処理に適します。
3室式真空炉
小型のため処理サイクルが短く短納期に適しています。
加熱炉
連続雰囲気加熱炉
品番:UM4038
規格:有効幅 400mm×加熱長さ 3,800mm×高さ 50mm
連続して投入するので量産に適しています。